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医療法人慶春会福永記念診療所、ドクターブログ

ぶんまわし歩行の原因とリハビリテーション

ぶん回し歩行とは

ぶんまわし歩行は脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の後遺症による片麻痺や痙縮によってみられる症状の一つです。
特徴的な症状として、歩行時につま先が引っかかってしまうためにそれを補う形で外側からぶん回すように前に振り出す歩き方があります。これは、歩くときに足の甲を持ち上げてつま先を上げる動き(背屈)がうまく出来ないためです。足先まで一本の棒のように伸びた状態のため、つま先が引っかかり転びやすくなります。

ぶん回し歩行の原因とは?

例えば、毎日リハビリテーションを頑張っているのに麻痺した足が上がらないのは何故だと思いますか?筋力が足りない。それも理由の一因です。しかし、それだけではありません。これは一例になりますが、左半身に麻痺があり動かないとします。その場合、右半身を使って身体を動かします。この状態を続けていると脳はその動きばかりを学習します。すると本来動かしたい左半身は使わないということを脳は学習してしまいます。それによりますます足は上がらなくなります。

ぶん回し歩行の原因となる疾患・病気は?

ぶん回し歩行は、主に片麻痺による足の障害が原因です。片麻痺は脳卒中の典型的な後遺症の一つですが、なぜ脳卒中という疾患は片麻痺という後遺症を引き起こすのでしょうか?

脳卒中による片麻痺がぶん回し歩行の原因となる理由

脳卒中とは「脳が突然傷つき、脳の神経細胞が障害される病気」のことです。脳は全身の神経と繋がっており、左脳が右半身の神経、右脳が左半身の神経を司っています。そのため、例えば左脳の神経細胞にダメージを受けると、右半身の麻痺が起こることがあります(片麻痺)。この片麻痺が分回し歩行の原因の一つになるのです。

脳卒中について詳しくはこちら⇒

ぶん回し歩行とリハビリテーション

脳卒中などで一度壊れてしまった脳細胞は残念ながら今の医療では治せません。しかし、人間の脳は壊れてしまった回路を迂回して新しい回路を作るという素晴らしい能力を持っています。正しい知識と適切な方法を知ることでリハビリテーションの効果を何倍にも上げることができます。根気よく諦めずにリハビリテーションに取り組みましょう。

ぶん回し歩行改善のために再生医療という選択肢

再生医療とは、人間の細胞の「再生する力」を利用して「病気や事故などの理由によって失われた、からだの組織を元どおりに戻すこと」を目指して提案された医療技術のことです。
当院では、骨髄由来幹細胞を培養し、点滴によって体内に戻すことにより神経の再生を促す再生医療を提供しています。

再生医療について詳しくはこちら⇒

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この施術ページの監修医師

貴宝院 永稔

貴宝院 永稔(きほういん ながとし)

医療法人慶春会 福永記念診療所 部長
株式会社ニューロテックメディカル 代表取締役
株式会社セルリンクス 代表取締役
医療法人交和会 理事長

学歴・職歴

平成15年3月
大阪医科大学卒業
平成15年5月
大阪医科大学附属病院にて初期研修
平成17年4月
大阪医科大学附属病院にて初期研修 修了
平成17年5月
大阪医科大学(リハビリテーション科)レジデント就任
平成19年3月
大阪医科大学(リハビリテーション科) 退職
平成19年4月
大阪医科大学大学院医学研究科(リハビリテーション科)入学
平成21年4月
医療法人伯鳳会 はくほう会セントラル病院 入職
平成23年3月
大阪医科大学大学院医学研究科卒業
平成30年2月
福永記念診療所 部長に就任

資格

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